おすすめ車種・コルト
中古車の相場は需要によって大きく変わり、人気が無い車種ほどお買い得感が強まります。
お買い得な中古車を買うには「不人気車を狙え」といった格言もあるほどです。
12年間一度もフルモデルチェンジを行わなかったコルト
国産メーカーの乗用車は、4年~6年ほどの周期でフルモデルチェンジを行うのが一般的です。
フルモデルチェンジを行うと、型落ちモデルの価値が下がるというデメリットもありますが、コルトはマイナーチェンジや細かい仕様変更はあっても一度もフルモデルチェンジを行わず約12年にも渡る長い期間発売していました。
古い年式を買っても高年式モデルと同じ型というのは中古車として非常に魅力的です。
現行車と比べても見劣りのしないデザイン
近年の乗用車は角ばったデザインの車よりも丸みを持たせて、かつ広い室内空間を維持しているデザインの車が主流です。
コルトは現行車と比べても、時代の流行から外れていないデザインとなっていて、生産終了した現在でも街中を走っていて、型落ちの車といった雰囲気は一切ないです。
三菱自動車の信頼性
コルトを手がける三菱自動車といえば、2000年に発覚した実に23年間にも渡るリコール隠しです。
当時は車業界に大きな衝撃を与え、三菱に限らず自動車メーカー全般が、例え軽微な不具合でもすぐにリコールやサービスキャンペーンを発表するように対策を取るなど、すぐにリコールを発表する重要性が車業界全体に浸透しました。
リコール自体はどの自動車メーカーでもある
車のリコール自体は、決して悪いものではなく、三菱に限らず全ての自動車メーカーで現在も多く発表されています。
最近では国内大手のホンダが相次いでリコールを発表するなどして話題となっています。
三菱はリコールを隠した事が悪かった訳で、リコール隠し問題が発覚してからは、経営体質は変わり、しっかりリコールを発表するように変わっています。同問題が発覚したあとに発売されたコルトは、信頼性にかける部分は特にないと判断して良いでしょう。
逆に10年以上に渡り同じ型で新車を販売し続けた実績は評価でき、信頼性の高い車種といえます。
コルトの狙い目
コルトの中古車でオススメなのが、とにかく低走行車です。多少年式が古くてもコルトは初期型からCVTを採用するなど、初期型と後期型で大きな性能の違いはありません。
低年式・低走行のコルトは価格も安く、長く乗れる可能性も充分にある中古車が多いです。
燃費重視の距離を乗るユーザーが他社に流れている傾向があるコルトでは、低走行の中古車も多く、1万キロ未満で車両価格50万円を切る中古車も存在するなど掘り出し物が多いのもコルトの魅力です。