フィットハイブリッド
コンパクトカーのハイブリッド搭載モデルは新車市場でも勢いのあるカテゴリーです。
アクアや新型フィットHVなどは、現在もそれぞれのメーカーの売れ筋車種となっています。
中古車でコンパクトハイブリッドカーを探している方は、こうした人気が高く中古相場が高い車種よりも、ひとつ前のフィットハイブリッドを狙ってみるとよいでしょう。
フィットハイブリッドのデータ
発売時期 | 初代 2010年(平成22年)~2013年(平成25年)
2代目 2013年(平成25年)~ |
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中古車タマ数 | |
中古車相場 | 80万円~140万円 |
フィットハイブリッドの魅力
フィットハイブリッドは、コンパクトカーらしい取り回しと視界の良さがあり、女性や運転初心者にも運転しやすく、コンパクトカークラス最大級の室内の広さで実用性も高いです。
ハイブリッドモデルでも、荷物の積載性への影響は軽微で、ガソリンエンジンモデルと同様水準をキープしています。
実用燃費も新型モデルと比べて大差はなく、初代モデル発売から経過年月も少ない事から駆動用バッテリーの寿命もまだ心配はありません。
新型フィットHVとの違い
2013年にフルモデルチェンジした新型フィットHVは、ハイブリッドシステムを新しくしてフルハイブリッドへ進化しました。
それに対して中古でタマ数が多い、先代モデルはマイルドハイブリッドと呼ばれるものです。
しかし、フィットは車両重量が軽く、マイルドハイブリッドでも充分な燃費コスト軽減の恩恵を受けられます。
カタログ燃費で見れば、燃費の進化は旧型と新型の差は6.4kmほどありますが、実燃費で考えればハイブリッドカーが得意な用途で使った場合でも2~3km程度です。
新車で新型モデルを買う差額と考えれば、中古のフィットHVの方がコストパフォーマンスが高いと評価できます。
これから中古のタマ数増加が予想される
初代モデルは発売から5年が経過して、既に中古車市場のタマ数は充実しています。
まもなく、新型モデルの発売からも3年が経過するので、初回車検での売却分の中古が増えていく事が予想されます。
2代目フィットHVは発売直後に爆発的に売れたので、その分、初回車検などの乗り換えシーズンでは、中古のタマが増えて、現行・先代ともに中古車相場が下落する事も考えられます。