まずは、手軽にできる自動車のDIYから始めてみましょう。

自動車DIYの方法

DIYとは「Do It Yourself」の略で、プロの業者に任せずに自分の手で作業する事を意味します。

 

自動車DIYを実践すると、業者に依頼するよりも大幅にコストダウンができるとともに、直接車と触れ合う機会が増えて、愛着が湧いたり、DIYを趣味にしていく事もできます。

 

 

自動車DIYの方法

自動車DIYと聞くと、難しく大掛かりな事を想像される方もいますが、入口のハードルは非常に低く手軽に始められます。
たとえば、洗車やWAX掛けを自分の手で行うだけでも立派な自動車DIYです。
ここでは、初心者でも気軽に始められる自動車DIYの方法をまとめました。

 

ジャッキを買えば、幅が広がる

自動車のタイヤを持ち上げるジャッキを購入すると、DIYの幅が広がります。
最低でも2個あれば、ある程度の整備が可能になりますが、できれば4個揃えておくと使い勝手が良いです。
ジャッキがあれば、タイヤのローテーションや夏タイヤと冬タイヤの組み換えができます。
タイヤメンテナンスを自分でできるようになれば、タイヤの寿命を伸ばしたり、急な天候の変化でも、自分でタイヤの組み換えをして安全性を高める事ができます。
また、ジャッキで車体を持ち上げる事ができれば、オイル交換なども自分でできるようになります。

 

 

コンパウンドやタッチペンで傷を補修する

DIYといえば、修理や補修を想像する方が多いと思います。
気になる傷を見つけた時は、まずは爪で傷がひっかからないか確認します。
爪にかからない程度の小キズであれば、コンパウンドなどで削っていけば消える可能性が高いです。
コンパウンドを使う時は必ず、目が細かい仕上げ用で最後は時間をかけて綺麗に磨くようにしましょう。傷が爪にひっかかる時はコンパウンドだけでは対処できません。
タッチペンなどで塗装が削れた面の上を塗ってあげるだけで、見栄えと耐久性が向上します。

 

 

バンパーはドライヤーの熱で柔らかくなる

ドライヤー

車の外装でパンパーだけはFRPの樹脂(強化プラスチックのような素材)でできています。
ぶつけると、簡単に凹みやすい特性もありますが、割れが少ない凹みであれば、自分である程度形を整える事ができます。
やり方は家庭用のドライヤーで熱風をあてていくと、FRP樹脂が柔らかくなり、手で簡単に形を変えられるようになります。
ドライヤーで温めながら、凹んだ部分を後ろから押していくと、簡単に凹みを直せる場合があります。