売る時に減額査定されてしまうポイント
売る時に減額されてしまうポイントの一例を紹介します。減額されるポイントを知っておく事で、より高額査定される状態で車を維持できるようにしましょう。
外装の状態
やはり中古車で重要になってくるのが外装の状態です。
大きい傷凹みだけではなく、小さい傷や全体の日焼けや色あせも減点対象となります。
傷の減点具合はというと、板金修理する一般相場よりかは、査定減額の幅の方が低いケースが多くなります。
外装の傷に関しては売る事を決めてから直す必要はないでしょう。
多少の傷については、車を生活で使用していれば、しょうがない部分も多いですが、WAXやポリマーなどのコーティングを小まめにかけるなどして、光沢の維持や小キズの防止には気を配りましょう。
走行距離
エンジンや足回りなど、車の走行機能の状態で一番目に見えるのが走行距離となります。
年式に応じて走行距離が多ければ減額対象・少なければ増額対象となります。
海外で人気がある車種などは、走行距離に関係なく高額査定されるケースなどもあります。
エンジンの状態
査定の時は、エンジンをかけて、前進・後退など少し車を動かして確認します。
もしそこで、調子が悪いと、整備士がいくらくらいで直るのかを見るわけでもなく、少し余裕をもった修理代を減額されてしまうケースがあります。
もし車自体の調子が悪かったり振動が多ければ、査定を出す前に、修理の見積もりだけ出してもらい、安く直るモノであれば直してしまった方がいいでしょう。
内装の状態
あまりにも汚い場合はルームクリーニング代を減額されます。
ペットの毛やタバコの黄ばみなども減額対象となります。
タイヤの残り溝
残り溝が5mmを基準にそれより多く残っていれば増額。
それより残り溝が少ないと減額となります。タイヤの山が全くなくても、一般的なタイヤを交換する費用より減額される金額は少ない事が多いです。
車検残
車検までの期間が少なくても減額される事はありませんが、長いと増額される事があります。
また車検残が多いと売ったあと、自賠責保険の月割分を返金してもらえる可能性もあります。
査定の時点で確認しておきましょう。
修復歴
事故・修復歴があれば減額されます。
綺麗に治っていても減額されます。
カーナビ・オーディオ
高年式で新しい形のカーナビやオーディオが付いていると増額されます。
それ以外は何かしらオーディオが付いていれば減額されませんが、カーナビやオーディオを外して何もない状態だと減額されます。
ここでは、一般的な査定の基準についてご説明させていただきました。